【著作権】ブログで本を紹介するとき絶対に知っておくべき知識

ブログ運営
この記事は約9分で読めます。
スポンサーリンク

今回はブログで小説や自己啓発本、プログラミングの参考書などの本を紹介したいと思ったときに気を付けなければならない著作権について情報をまとめました。

普段あまり意識せずに記事を書いている人にとっても、著作権に違反する記事を書いてしまうと権利元から訴えられる可能性があります。

本を紹介する際の著作権についてしっかりと把握し、権利を侵害しない範囲内で記事を書くことができるようになりましょう

※著作権について侵害しているかどうかを保証する記事ではありません 
作品を自分のコンテンツに利用する際には自己責任で行ってください

著作権とは

まず著作権とは何かおさらいしましょう。

著作権とは知的財産権の一種であり、個人が発見したアイデアや表現(知的財産)を守る権利の一種です。

ウィキペディアでは次のように説明されています。

著作権(ちょさくけん、英語: copyright、コピーライト)は、知的財産権(知的所有権)の一種であり、美術、音楽、文芸、学術など作者の思想や感情が表現された著作物を対象とした権利である。このうち著作者の権利は、財産的権利(著作物を活用して収益や名声などを得ることができる著作財産権)と、人格的権利(著作物の内容と著作者を紐づけることで、著作者の人間性を正確に表現する著作者人格権)に分類され、とりわけ著作財産権は狭義の著作権と同義とされる。また、著作物を伝達する者(実演家、レコード製作者、放送事業者など)に付与される権利(著作隣接権も最広義の著作権の概念に含まれる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

簡単に言うと、

  • 著作権とは個人の思想や感情が表現された作品を対象としている権利
  • 作品から収益や名声を受けることができる著作財産権
  • 作品を自分の人間性の表現として用いる著作人格権
  • 作品を作成した人の所属する会社などがもつ著作隣接権

個人の思想や感情が表現されていない作品(科学技術など)は知的財産権である特許権や商標権(産業財産権)で守られます。

著作権と産業財産権はともに知的財産権に分類されますが、それらのちがいは権利の発生するタイミング

例えば「特許をとる」や「商標登録する」というように、産業財産権は国に申請して認められた場合に有効になり、反対に著作権は登録しなくても作品を作成した時点で権利を得ることができます。

つまり、世の中にある「表現された作品」にはすべて著作権があるといえるでしょう。

著作権は親告されて初めて判断される

著作権は、作品を作った人が著作権を侵害しているものに対して訴えて初めて法的に調査されます。

訴えることができるのは作品を作った人だけです。

いくらほかの人が「著作権侵害だ!!」と叫んでいたとしても作った本人が「どんどん利用していいよ~」といっていれば法的に罰を受けることはありまえせん。

また、本人が把握して訴えを起こさなければ調査されないため、実際には著作権侵害をしているサイトやコンテンツが数多くあります。

しかし、著作権を守ることは国で定められているルールであり、「言われなければ罪にならないから」という意識で作品を無断利用するのは非常に危険

著作権について調べてここに来た皆さんは著作権についてのルールを守り、クリーンな記事を作成していただきたいと思っています。

引用をすれば基本的に大丈夫

では実際に著作物を自分のブログ記事やSNSなどで紹介したいときや参考にしたいときにはどのようにすればよいのでしょうか。

それは基本的には「引用」をすれば大丈夫です。

しかし引用にもルールがあり、これらを守らなければ著作権に違反しているといわれる可能性があります。

したがって、自分のブログなどで著作物を紹介する場合は下記のルールにのっとって引用して利用するようにしましょう。

引用の6つの注意点

①未公表の著作物は引用できない
②自分の作品との明瞭区別
③自分の作品がメイン(=主従関係)
④自分の作品との関連性
⑤改変は禁止
⑥出典の表記

出典  その「引用」は許されるのか?講義やウェブでの資料配布は?

こちらのルール一覧も「引用」によって利用させていただきました。

各項目について詳しく見ていきましょう。

未公表の著作物は引用できない

著作物は作った人に著作権が付与されています。

作った人が公表していないものを、権利の持ち主に無断で公表してはいけないということですね。

例えば友達が書いた小説や俳句などを、勝手にSNSなどにアップするのは著作権違反になります。

自分の作品との明瞭区別

自分の作品と引用している作品を一目でわかるほど区別する必要があります。

例えばこの記事では引用部分には他とは違う色のボックスを用意し、その中に参照した分を埋め込むという方法。

このようにすることで「私が書いたこの記事」と「引用している部分」が見ている人にとって一目でわかるように区別しているのです。

もし自分の作品と引用部分の区別をあいまいにしてしまうと、引用部分をさも自分が創作したように見えて読み手の誤解を招いてしまうかもしれません。

あくまでも「作ったのは自分ではない」ということをアピールしましょう。

自分の作品がメイン

引用部分を使って自分の作品を作ってはいけません。引用はあくまでも補足に使い、メインは自分の作品という意識を持ちましょう

この部分のあんばいは難しいのですが、例えば「本の感想記事」では主な内容は本のタイトルやあらすじといった部分ではなく、自分の感想に重きを置くということ。

本の場面場面をほとんど引用し、その場面に対して一言感想をする という形式にしてしまうと「メインは場面、感想コメントは捕捉」と読み手が受け取ってしまう可能性があります。

自分の作品との関連性

引用をする以上、その作品を引用するだけの理由は当然問われます。

理由がないのに引用することは、その作品を好きな人を自分の作品に誘導することを狙っているととらえられるでしょう。

例えば私がとある画家のファンだとして、ブログのすべての記事に画家の作品画像を張り付けていたとしたら、その作品が持つ表現を利用して自分の作品を目立たせていることになります。

引用をしなければいけない必然性を考えましょう。

改変は禁止

こちらはなんとなくわかる方も多いと思いますが、文章の引用では見落とす人が多いです。

どういうことかというと、「文章を勝手に要約するのは危険だ」ということ。要約することによって文意が変わってしまうと、その作品を改変していることになります。

引用する文章が長くどうしても省略したい場合は、途中に(中略)と書いて文章を短くしましょう。

この場合も文意が変わらないように注意する必要があります。

出典の表記

引用をする際の絶対のルールがこちらの出典表記。

引用した部分には誰のどんな作品かということを明記しましょう。

作品の種類によってどう書けばいいかも変わってくるので注意が必要です。

例えば音楽の歌詞を引用する場合は曲のタイトル、作詞家、作曲家、アーティスト、会社などを書かなければいけないこともあります。

本の場合も引用ルールを守れば大丈夫

ブログで本を紹介する時も、基本的には引用のルールを意識すれば大丈夫。

  • 本の内容をメインにしない
  • 作者や販売元を書く
  • 必要な場合のみ引用する

本を読んであなたがどう感じたかということをメインにし、本の内容はそれを捕捉する程度にとどめておけば本を紹介しても著作権侵害にはなりにくいといえるでしょう。

著作権が気になる具体的な例

次に、本を紹介する時の具体的な場面についてみていきたいと思います。

本の簡単なあらすじを紹介するのは著作権侵害?

簡単なあらすじを紹介するのは著作権侵害にはなりません

ただ、ミステリーのトリックや犯人などその本の価値を下げてしまうようなものを書いてはいけません

自分がそれを書くことによって本が売れなくなる場合や、「○○のトリックを解説!」といったその本の細部が中心となっているような場合は著作権侵害になる可能性があります。

本の詳しい内容を紹介するのは著作権侵害?

前述のように、本の詳しい内容や一部始終を書くのは著作権侵害になる可能性があります

どうしても本のすべてを通して紹介したい場合は見出しやテーマを羅列し、おおまかに説明するなどして読み手に対して「本を買って読んでみたい」と感じさせる程度にとどめておきましょう。

読んだ本の感想を紹介するのは著作権侵害?

読んだ本の感想を紹介するのは著作権侵害になりません

それは「感想」という書き手の感情がメインの記事になっているからです。その記事の補足として、最初に「このような本があります」と簡単なあらすじを紹介するのはOKです。

本の表紙を撮って記事に載せるのは著作権侵害?

これは場合によって著作権侵害になる可能性があります

たとえ自分が撮影した写真であっても、本の表紙というのはデザイナーなどが自分の感性や表現を通して作成した一つの作品です。たとえ文字だけの表紙であっても「あえて文字だけにする」という表現ともとれるので、本の表紙を撮影して載せるのは注意しましょう。

しかし、「その本のイメージを伝える」という目的でとても小さい画像にして載せる場合には著作権侵害とならない場合もあります。

また、公式が公にしているツイッターのやインスタグラムのを引用して載せたり、Amazonの商品リンクとして表示される画像などは著作権侵害にはなりません

したがって、本の表紙をブログに載せたい場合は「外部ですでに公開されているものを引用する」形式をとることが望ましいと思います。

漫画のページの写真を撮って載せるのは著作権侵害?

こちらも場合によっては著作権侵害になる可能性があります

漫画というのはそのコマ割やページの絵自体が作品として大きな価値を持っており、たとえ1ページだとしても漫画を購入していない人にとっては大きな意味を持ちます。

漫画の解説記事を書きたいと思う人は少なくありませんが、解説部分の漫画の画像は入れずに文章でおおまかなストーリーを説明するなど、「自分の考察」をメインとして記事を書きましょう。

参考書の問題や例を載せるのは著作権侵害?

こちらも著作権侵害になる可能性があります

といっても著作権侵害に当たると思われるのは参考書の問題をそのままたくさん載せた場合

例えば、「こちらの参考書ではこのような問題が載っています」と1問だけ紹介し、参考書の有用性を説明する場合は著作権侵害に当たらないと考えられます。(場合によります)

他にも、「参考書を通して学べること」や「おすすめポイント」をメインとして参考書の内容は大まかな説明にとどめるれば著作権侵害に当たらないと考えられます。

本を紹介する際の著作権についてのまとめ

著作権や引用についての概要や、具体的な例について説明しました。

自分のブログで本を紹介するには以下のようなポイントを意識しましょう

  • 出典を明確にする
  • 本の内容をメインにしない
  • 表紙の画像はamazonリンクや公式のSNSリンクを活用する

著作権を守り、読み手にとっても作品を作った人にとっても有益な記事を作成しましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました