latexでプレゼンをつくるテンプレートと使い方【beamer】

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latexでプレゼンを作成するのにいろいろと調べて、ある程度落ち着いたので作り方をまとめておきます。

今回説明するのは

  • latex + beamer でプレゼンを作るひな型
  • 学会発表などのシンプルなプレゼン利用を想定

ブロックについては触れません。

この記事ではコードのコピペである程度のテンプレを作成することを目的とします。

シンプルに必要最低限使えるようにするというのが目標ですので、細かいカスタマイズは別途お調べください

latexでプレゼンスライドを作るメリット

latexでプレゼンを作るメリットはなんといっても綺麗に数式にが書けることにあります

openofficeやgoogleスライドなど、無料で利用できるプレゼン作成ソフトではきれいに数式を挿入することが難しいですし、MS Officeの場合も別途latexプラグインを設定する必要があります。

そもそも私はMS Officeを購入していませんし、普通のスライドならgoogleスライドなどを利用することできれいに作成することができますので、数式のためだけに購入するのはもったいない。

latexは無料で利用することができますし、論文・レポート作成にも使用することでそれらの資料とスライドの数式フォントの整合性がとれるというメリットもあります。

latex,beamerの導入

latexのインストール方法は別途記事を参照ください。

といってもたくさんインストール方法を紹介しているサイトがありますので難しいことはないと思います。

軽く説明すると

詳しいインストール法は割愛します。

以前まではlatexをインストールした後にbeamerを用意する必要があったのですが、現在はlatexをインストールすれば最初からbeamerがついてくるのですぐに使うことができます。

latexとbeamerを使ったプレゼン作成

それではlatexとbeamerを使ってプレゼンスライド資料を作成する方法を紹介します。

ひな型

こちらがlatexでプレゼンスライドを作るときのひな型です。

よく使う箇条書きや数式などの書き方も含めています。

%beamerを読み込む宣言みたいなもの
\documentclass[dvipdfmx,12pt,t]{beamer}
\usepackage{bxdpx-beamer}
 
%余白の設定
\setbeamersize{text margin left=1em,text margin right=1em}
%見出し部分の色
\setbeamercolor{frametitle}{bg=white,fg=black}
%ナビゲーションシンボルを消す
\setbeamertemplate{navigation symbols}{}
%フッターを消す
\setbeamertemplate{footline}{}
%数式フォントをきれいに
\usefonttheme{professionalfonts}
% 箇条書きをシンプルにする
\useinnertheme{circles}


\title{latexとbeamerでスライド作成}
\author{kumajournal}
\institute{https://kumajournal.com}
\date{}
 

\begin{document}
%タイトルページ
\begin{frame}
\titlepage
\end{frame}
 

\begin{frame}\frametitle{frametitleで見出し}
普通に書くとこんな感じ
\begin{itemize}
\item itemizeで囲んでitemで箇条書き
\end{itemize}
\begin{columns}[totalwidth = 0.96\linewidth]
\begin{column}{0.48\linewidth}
columnsで横に分割\\
数式
\begin{equation}
1 + 2 = 3
\end{equation}
複数の数式
\begin{eqnarray}
a = 1+2\\
b = 3 + a
\end{eqnarray}
 

\end{column}
\begin{column}{0.48\linewidth}
画像を横に貼れたりします
\begin{figure}[t]
\centering
\includegraphics[width=50mm]{computer_school_boy.png}
\end{figure}
\end{column}
\end{columns}
\end{frame}
\end{document}

こちらのひな型latexにコピペして出力するとこんな感じになります

ひな型の説明

documentclass

\documentclass[dvipdfmx,12pt,t]{beamer}

という部分はPDFへの変換方法と文字サイズ、文字を上揃えにする設定をしてbeamerを読み込んでいます

[]の中の12ptは文字サイズです。11,12,14…と変えることができます(13は無理)

デフォルトは11ptです。

[]の中のtは文字の上揃えです。 t,c,bで上揃え、真ん中揃え、下揃えを変えられます。

余白の設定など

%余白の設定 から %箇条書きをシンプルにする というところはプレゼンの見た目を変えているところです。

最低限、数式フォントをきれいにする以下のコードは設定しておいたほうがいいと思います。

\usefonttheme{professionalfonts}

beamerには様々なテーマが用意されていますが、テーマのインストールやカスタマイズが面倒なので今回は使っていません。

私は以下の4つは毎回使います。

  • フッターの表示を変更
  • ナビゲーションバーを非表示
  • 箇条書きをシンプルに
  • 数式をきれいに

begin{frame}でスライド作成

begin{frame}とend{frame}で囲むことでその間の文がスライドの一ページになります。

begin{frame}の後にframetitle{タイトル}とつけることでスライドの見出しを作ることができます。

\begin{frame}\frametitle{frametitleで見出し}
\end{frame}

テンプレートの部分を変えて試してみてください

begin{frame}にもオプションがあり、begin{frame}[shrink=10]とするとページがうまく収まるように縮小してくれます

画像や文字がうまくレイアウトできないときは試してみるといいでしょう。

begin{frame}[plane]とするとヘッダーやフッターのないスライドを作成することができます。

\begin{columns}で横に分割

文字や画像をうまく配置するのに使うのが、スライドを縦に分割するcolumnsです。

/begin{columns}[totalwidth = 0.96\linewidth]

\end{columns}

でスライドの横幅の0.96倍の範囲で縦に並べますと宣言

\begin{column}[0.48\linewidth]

\end{columns}

で実際に分割する部分を指定しています

もっと見栄えのいいプレゼンに

見栄えの良いスライドを作るにはusetheme{テーマ名}などを使って既に作成されたテーマをダウンロード、利用する方法や、setbeamercolor{部分}{色}などで自分でカスタマイズする方法があります。

慣れた人は試してみるとよいでしょう。

また、ブロックという囲みわくを使うとさらにスライド中の文字を強調したりきれいに見せることができるので適宜利用してみてください

latexとbeamerでプレゼン作成 まとめ

latexとbeamerを使ってプレゼンスライド資料を作るテンプレートを紹介しました。

数式を多用する理系学生などは、これらを利用することで発表会用のプレゼンでも美しい数式を示すことができます。

ぜひ積極的に利用してみてください!

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